すくすくハートとは

子どもが大好きなお絵かきを通じて、それぞれの子どもの能力や個性などを知ることができるエクササイズツールです。「すくすくハート」の原型は、臨床の現場で活用されている「スクィーグル」という描画療法で、治療者とクライアントとが簡単な図形を描き合い、話をし合う事で、自然と心の治療ができるという治療技法の一つです。「すくすくハート」では、このスクィーグルで描く最初の図形を標準化し提供することで、これまで臨床や研究室の現場でしか活用されなかった技法を、ご家庭でも気軽に活用できるようにしました。保護者の方たちの子育ての中で湧き出る不安や迷いの解消、子ども達の悩みや不安感の解消、集団生活に適応していくためのスキルアップなど、様々な視点で活用することができます。

(開発者紹介)

奥村 晋(オクムラ ススム)
ファンタジー・プレイボード(ボード療法)研究会代表者
静岡県スクールカウンセラー
函南町教育委員会スーパーバイザー
函南町スクールアドバイザー顧問
日本絵画療法絵画テスト学会名誉会員
NPO法人青少年問題防止ネットワーク顧問

1927年生まれ。
1950年 法務省 (心理上級職)入省。松山、高松、札幌、名古屋、横浜、大阪などの各地の少年鑑別所長歴任。以降、横浜国大、愛知教育大非常勤講師。家庭裁判所参与として活躍。社会福祉法人ゆりかご園 園長を歴任。

主な著書
* 子育てから子離れまで(春秋社)
* 非行は世の鏡(JCS出版)
* よい子はよい大人になるか(小学館)